今日は意外と知らない話をブログに書きたいと思います。
ちょっと大きく出すぎたかな・・・いや、そんなことはないと。
皆さん、マットレスや敷ふとんって硬い方が身体に良い、腰痛に良いと思っていませんか?
たぶん日本人なら、ほとんどの方が硬いマットレスが良いと思っているでしょう。
これは実は、間違いかもしれません。
必ずとは言えないですが・・・(※硬いと言っても人によって硬さの基準が違うから)
では、なぜ日本では硬いマットレスや敷ふとんが身体や腰に良いと思われるようになったのか?
これには、いろいろな説がありますが・・・
私が思うに一番は「病院のベット説」です。
病院のマットレスってすごく硬いですよね。
病院のマットレスは硬い=身体に良い、腰に良い。というふうになったと考えています。
もちろん、病院は治療するところなので自然と良いイメージがつきます。
しかし・・・残念ですが、一般的な病院のマットレスは寝姿勢や腰痛、体圧分散のことは考えられていません。
それでは、病院のマットレスは何で硬いのか?
その理由は、患者さんに心臓マッサージをしなければならない場合があるからです。
その場合は硬くないと、普通や柔らかいマットレスだと力が逃げてしまうためです。
これは命にかかわる問題なので、硬くなければ困りますよね。
こないだクイズ番組で、病院のマットレスが硬いのは「身体の圧を分散するため」と答えたお医者さんがいましたが、もちろん不正解でした。
むしろ、逆ですよね。硬すぎると強い圧が一点にかかります・・・
圧迫されて血行が悪くなり、ひどい場合だと腕や肩、足などに痛みやしびれも出ます。
もちろん、お尻が落ち込むハンモックシンドロームになるような柔らかいマットレスは良くないですが、
筋肉の緊張をほぐす、うっ血を防ぐために適度な柔らかさは必要です。
寝ている間は筋肉が緩む時間ですので、その間は負担のかからない寝姿勢をキープしたいですね。
じゃあ、自宅で使うマットレスのオススメは?柔らかめ?普通?てか、普通ってなんだよっ!?
って話になりますよね・・・・。
あくまでも硬めや柔らかめっていうのは大まかな基準で、メーカーによっても違うし、曖昧すぎるので・・・
やはり試さないと、始まりません。
ただひとつ言えることは、体重、骨格、筋肉量も違う、好みも違うから、硬めがいい、柔らかめがいい、いろんな意見があっていいと思います。
しかし、好みだけや思い込みで、マットレスを選ぶのはリスクが高いのでご注意を。
ハイグレードな品だと約10年は使うと思うので、慎重に選んでいただきたいのです。